3年の俳優活動で出演作26本!21歳で帰らぬ人に… 50回忌を迎えた赤木圭一郎とは?

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赤木の代表作の1つ『邪魔者は消せ』 - (c)日活

 わずか3年余りの俳優活動で、26本もの映画に出演した日活のスター赤木圭一郎。去年で生誕70周年、今年で50回忌を迎えた昭和の伝説的スターの魅力に迫った。

 弱冠20歳で、映画『清水の暴れん坊』『大学の暴れん坊』でみるみる頭角を現し始めた赤木は、1960年に日活ダイヤモンド・ラインを結成し、石原裕次郎、小林旭に続く第三の男として、その後も数々の映画に出演した。ハリウッドスターのトニー・カーティスにちなみ「トニー」というあだ名が付いたことからもわかるように、その彫りの深いエキゾチックなルックスでたちまち世の女性をとりこにさせた赤木。何と、あの吉永小百合もファンだったといわれている。しかし、1961年に、映画『激流に生きる男』の撮影中のゴーカート事故で、そのまま帰らぬ人となった。そんな赤木は、抜群のルックスに愁いのある雰囲気、そして早世(=早く世を去ること)したことも重なり、「和製ジェームズ・ディーン」と例えられるようになったという。赤木の臨終には長門裕之も駆け付け、葬儀では入院中だった石原裕次郎の弔辞を長門が読み上げたというエピソードもある。

 わずか3年という短い俳優人生の中で、スターの座に就いた赤木。そんな彼の魅力は何といっても息をもつかせぬアクションを見せてくれるところだ。特に映画『拳銃無頼帖』シリーズでは、殺し屋にふんし、見事なガンさばきを見せている。映画『打倒(ノック・ダウン)』では、映画『勝利者』の石原裕次郎、映画『俺は挑戦する』の小林旭、映画『百万弗を叩き出せ』の和田浩治、映画『星よ嘆くな 勝利の男』の渡哲也など、日活のスターなら誰もが一度は経験するボクシング映画の主役に挑戦し、歴代のスターたちの中でもひときわ熱の込もった迫真のファイト・シーンを披露(ひろう)している。また映画『霧笛が俺を呼んでいる』『俺の血が騒ぐ』では、未熟な演技ながら、西村晃小沢栄太郎らベテラン俳優とも堂々と渡り合っている。近寄り難い雰囲気があるのに、時折見せる愁いを帯びた表情にドキリとさせられる魅力の持ち主だ。

 昭和の映画史に、現在でも燦然(さんぜん)とした輝きを放つ赤木圭一郎。今どきのイケメンの若手俳優とは異なった彼の魅力を、いま一度チェックしてはいかがだろう。

 映画『邪魔者は消せ』は3月11日午後0:30よりWOWOWにて放送

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