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音を立てたら、即死…話題のホラーが首位に再浮上!

全米ボックスオフィス考

再び首位に輝いた映画『ア・クワイエット・プレイス(原題)』ポスタービジュアル
再び首位に輝いた映画『ア・クワイエット・プレイス(原題)』ポスタービジュアル - Paramount Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 先週末(4月20日~4月22日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、“音を立てたら即死”という極限の恐怖を描いたホラー映画『ア・クワイエット・プレイス(原題) / A Quiet Place』が興行収入2,091万1,809ドル(約23億29万8,990円)で公開3週目にして首位に返り咲いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

怖ッ!映画『ア・クワイエット・プレイス(原題)』海外版予告編

 音だけに反応し人間を襲う“何か”によって人類が滅亡の危機に瀕した世界で、「決して、音を立ててはいけない」というルールを守り生き延びてきた家族を描く本作。前回は初登場のドウェイン・ジョンソン主演作『ランペイジ 巨獣大乱闘』に1位を譲ったものの、口コミの後押しもありすぐに首位に再浮上した。累計興収は1億3,127万520ドル(約144億3,975万7,200円)に達し、配給のパラマウントにとって2016年7月公開の『スター・トレック BEYOND』(最終興収1億5,884万8,340ドル・約174億7,331万7,400)以来のヒットとなっている。主演は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラント。彼女の夫で俳優のジョン・クラシンスキーがメガホンを取った。

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 3位には、エイミー・シューマー主演コメディー『アイ・フィール・プリティ(原題) / I Feel Pretty』が初登場した。ある事故によって、自分の体がスーパーモデル並みの細さに見えるようになった女性(実際は太めのまま)の姿をコミカルにつづった作品で、手堅く興収1,603万218ドル(約17億6,332万3,980円)を上げた。

 そのほかの初登場組では、カルト的人気コメディー『だめんず・コップ』の16年ぶりの続編『スーパー・トゥルーパーズ 2(原題) / Super Troopers 2』が4位デビュー。前作のオープニング興収の2倍以上となる興収1,518万1,624ドル(約16億6,997万8,640円)を稼ぎ出すサプライズヒットだ。山奥でバイカー軍団に絡まれたカップルの恐怖を描いたスリラー『トラフィック(原題) / Traffik』は9位デビューとなった。

 今週末は、記録的ヒットが見込まれるマーベル超大作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』などが公開される。(編集部・市川遥)

4月20日~4月22日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(2)『ア・クワイエット・プレイス(原題) / A Quiet Place』
2(1)『ランペイジ 巨獣大乱闘』
3(初)『アイ・フィール・プリティ(原題) / I Feel Pretty』
4(初)『スーパー・トゥルーパーズ 2(原題) / Super Troopers 2』
5(3)『トゥルース・オア・デア(原題) / Truth or Dare』
6(4)『レディ・プレイヤー1
7(5)『ブロッカーズ(原題) / Blockers』
8(6)『ブラックパンサー
9(初)『トラフィック(原題) / Traffik』
10(7)『犬ヶ島

A Quiet Place (2018) - Official Trailer - Paramount Pictures » 動画の詳細
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