『アダムス・ファミリー』から34年 ウェンズデー役クリスティナ・リッチ、今も続くキャストとの交流

映画『アダムス・ファミリー』(1991)でアダムス家の長女ウェンズデーを演じたクリスティナ・リッチが3日、インテックス大阪で開催中の「大阪コミコン2025」セレブステージに出席し、公開から34年経っても続くキャストとの交流エピソードを語った。ステージには、PR大使を務めるNMB48の安部若菜、アメキャラ系ライターの杉山すぴ豊も登場した。
【画像】美少女!『アダムス・ファミリー』当時のクリスティナ・リッチ
『アダムス・ファミリー』といえば、昨年行われたロサンゼルス・コミコンにて、クリスティナをはじめ、クリストファー・ロイド(伯父フォスター役)、アンジェリカ・ヒューストン(母モーティシア役)、ジミー・ワークマン(長男パグズリー役)、カレル・ストリッケン(執事ラーチ役)といった当時のキャストが再集結して話題となった。同コミコンで開催された『アダムス・ファミリー』のパネルに参加したという杉山は、「トークショーを見ていて、すごい盛り上がりで、最初の『アダムス・ファミリー』が本当に愛されているなと思ったんです」と振り返る。
当時のメンバーとは現在も交流があるのか問われたクリスティナは、「クリストファーとは、いつもこういったイベントで会っています。アンジェリカとは、それほどやりとりはしていないのですが、ジミーと同じように、時々会うような関係性を今も続けています」と告白。さらに、ファミリーが勢揃いしたロサンゼルス・コミコンを振り返り「再会できてとても嬉しかったです」と笑顔を見せた。

撮影当時は、ウェンズデーのようにトラブルメーカーだったというクリスティナ。「ジミーと一緒にゴルフカートを盗んで、私だけ逃げて全部彼の責任にして……彼はいつもトラブルに陥ってました」とお茶目なエピソードをぶっちゃけた。
また、鬼才ティム・バートン監督が手がけた『スリーピー・ホロウ』(1999)の撮影も振り返ったクリスティナは、「バートン監督と一緒に仕事ができたことは、私にとっては夢のようでした。監督はパッションあふれる方で、本当に優れたフィルムメーカーです。監督が『これをやりなさい』と言われたら、何だってやります」とバートン監督への絶大な信頼を明かし、「(Netflixが制作する)『ウェンズデー』でも同じような経験ができました」と感慨深げに話していた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「大阪コミコン2025」は5月4日までインテックス大阪で開催中