ADVERTISEMENT

アイドルの恋は罪なのか?齊藤京子主演『恋愛裁判』特報公開 倉悠貴、唐田えりか、津田健次郎らキャスト発表

 元・日向坂46齊藤京子が主演を務め、第78回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門への正式出品が決定している、深田晃司監督作『恋愛裁判』の特報映像が公開され、倉悠貴唐田えりか津田健次郎らの出演が明らかになった。

【動画】齊藤京子、カンヌデビュー作『恋愛裁判』特報映像

 本作は、深田監督が「元アイドルの女性に賠償命令」という新聞記事から着想を得て物語を作り上げ、構想から10年を経て映画化を実現した渾身の一本。日本のアイドル界でまことしやかにささやかれる「恋愛禁止ルール」。契約書に記載されたこのルールに反する行動をしたとして所属事務所から訴えられ、裁判へと発展した一人の女性アイドルの姿を描く。

ADVERTISEMENT

 恋に落ちる人気アイドルグループのセンター・山岡真衣を演じるのは、日向坂46で表題曲のセンター経験を持ち、昨年のグループ卒業以降、ドラマやバラエティ番組と活躍の場を広げる齊藤。初主演映画でアイドル役に挑んだ齊藤について、深田監督は「ひとつ言えることは、齊藤京子さんとの出会いがなければこの映画は完成しなかったということです。絵空事でしかなかった脚本に全身全霊で血肉を与えてくれた齊藤さんに心から敬服しています」と絶賛。

 初公開となる本編映像では、緊迫感溢れる裁判シーンの一部を公開。恋愛したことに対して、責め立てられ、うつむきがちな真衣(齊藤)。しかし、交際を辞めなかった理由を問われ、「自分の気持ちに嘘をつくのが嫌だったからです」と正面を見据えて語る。

『恋愛裁判』に出演する唐田えりか、倉悠貴、津田健次郎

 また映像では、脇を固める共演陣も発表。ドラマ「SHOGUN 将軍」で鮮烈な印象を残した倉が真衣と恋におちる中学時代の同級生・間山敬(まやま けい)役、Netflixシリーズ「極悪女王」の熱演も話題を呼んだ唐田が真衣の所属事務所チーフマネージャー・矢吹早耶(やぶき さや)役、そして、人気声優としても活躍する津田が真衣に対して訴えを起こす所属事務所の社長・吉田光一役を務める。

ADVERTISEMENT

 また、カンヌ映画祭に向けて制作された海外版ビジュアルも公開。カンヌでは現地時間5月22日(午後7時30分)に上映される予定で、齊藤は深田監督とともに、カンヌのレッドカーペットアライバルや公式上映に参加する予定。日本公開は冬となる。追加キャストのコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)

倉悠貴/間山敬役

この作品のオーディションを受ける際、まるで運命のようなものを感じました。
先日、完成した作品を拝見し、自信を持って素晴らしい映画だと確信しています。
現代社会において、この作品を届けることができる意義を深く感じ、全力で取り組ませて
いただきました。
真衣と敬の恋愛がどのように展開していくのか、その行く末をぜひ見届けてください。

唐田えりか/矢吹早耶役

大念願の深田晃司組でした。深田監督とお仕事をすることが、二十歳から私の目標のひとつであり、言葉にしつづけてきました。オーディションに受かったと聞いたときの喜びは今でも忘れられません。先日完成した本作を見て、映画があることの意味を改めて感じました。人生は選択の連続であり、様々な人生の可能性があること、どんな可能性にでもなり得るということ、忘れずにいたいです。
深田組の皆さん、カンヌ国際映画祭出品おめでとうございます。この挑戦的な意欲作を是非見届けてほしいです。

津田健次郎/吉田光一役

世界を舞台に活躍されている深田監督の作品に出演させて頂ける事をとても嬉しく思います。しかも今回はアイドルを題材にした映画です。勿論脚本は読んでいますし、撮影も終わっているのですが、あの深田監督がどんな風にアイドルを描いたのか興味が尽きません。アイドルを描く先に広がる深田ワールド、劇場で観られるのが本当に楽しみです。皆様も楽しみに待っていて下さい。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT