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「エイリアン:アース」怪しい羊に備えよ 主演俳優が予告「間違いなく注目の的になる」

 ドラマ「SHOGUN 将軍」のFXが手がける『エイリアン』初のドラマシリーズ「エイリアン:アース」の配信が、ディズニープラスのスターで始まった。主人公・ウェンディ役のシドニー・チャンドラーと、サイボーグのモローを演じるバボー・シーセイが、撮影地であるタイでインタビューに応じ、「衝撃を受けた」という脚本や、劇中に登場する新種の生命体について語った。

【動画】「エイリアン:アース」予告編に登場する怪しい羊(01:00ごろ)

 ドラマの舞台は、映画『エイリアン』1作目の2年前にあたる2120年の地球。地球を統治する企業のうちの一社・プロディジーが生み出した初のハイブリッド(=人間の意思を移植されたアンドロイド)のウェンディは、地球に墜落したウェイランド・ユタニ宇宙船に格納されていた“とある物”を回収する任務を任され、船内で宇宙最恐の生命体と対峙することになる。ショーランナーは「FARGO/ファーゴ」のノア・ホーリーで、製作総指揮にはシリーズ生みの親であるリドリー・スコットも名を連ねる。

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 脚本を受け取ったシドニーは、「最初の3話で衝撃を受けました。何度も何度も読み返してしまいました。スケールがものすごく大きく、この挑戦を成し遂げられるのはノア以外にいないと思いました。彼はこの作品を手掛けるのに完璧な人物です」と撮影前から世界観に惹き込まれていた。シドニーの話を隣で聞いていたバボーも「別の仕事をしていたのですが、本来集中すべきその仕事よりも、『エイリアン:アース』の脚本を読むのがやめられなくて……。本当に素晴らしかったです。特に人間性についての問いかけが、とても心に響きました」と続いた。

シドニー・チャンドラー演じる主人公・ウェンディ -(C)2025 FX Productions, LLC. Courtesy of FX Networks and Hulu

 ハイブリッドのウェンディは、身体は大人の女性だが、心は12歳の少女という特殊なキャラクター。演じるシドニーも「12歳という年齢が大きなポイントだと思います」と説明する。「暴力と恐怖の世界に純真な少女が放り込まれることで、ホラーとしての緊張感や切迫感が増大します。純真かつ勇敢なキャラクターを演じるのは、本当に楽しくて光栄なことでした。彼女は私よりずっとクールな存在なんです」

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 一方、モローはウェイランド・ユタニ社に従事するサイボーグだ。バボーは「機械の腕を持っていて、最初は緑のスリーブを着けていましたが、その後、カスタムメイドの素晴らしいラバーグローブが作られました」と撮影秘話を明かし、「毎朝それを着けると、自然と何かが変わるんです。生身の腕よりも重かったので、常に人間と機械の境界を感じられました」とグローブが役づくりの助けになっていたという。

バボー・シーセイ演じるモロー -(C)2025 FX Productions, LLC. Courtesy of FX Networks and Hulu

 「エイリアン:アース」では、アイコニックなゼノモーフをはじめ、ウェイランド・ユタニ社が回収した5種類の最恐生命体が襲いかかる。バボーは「新種のクリーチャーは、その能力を想像するだけで気持ち悪くなりました。予告編にもチラッと出ていますが、『これはダメだ』と思うレベルのヤツも登場します。製作陣がそのクリーチャーの画像を見て大笑いしていたくらいです(笑)」と期待をあおる。

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 シドニーは「他のモンスターについては詳しく言えませんが…」と前置きしつつ、「ひとつだけ言えるのは……『羊に備えておいて』ということです」と回答。予告編には、謎のデバイスを装着した怪しい羊が登場しており、「とても賢くて、本当に素晴らしい羊です。間違いなく注目の的になりますよ」と予告していた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

「エイリアン:アース」第1話&第2話はディズニープラス スターで独占配信中

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