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岡田准一、“クレイジー”だった「イクサガミ」撮影 藤井道人監督も脱帽のストイックさ

「4本あれば刀を握れるじゃないですか」岡田准一
「4本あれば刀を握れるじゃないですか」岡田准一

 岡田准一が8日、都内で行われたNetflix10周年ポップアップイベント「イクサガミ」スペシャルトークショーに、藤井道人監督、原作者の今村翔吾と共に登壇。魂を込めて作り上げたという本作の撮影で起きた「クレイジー」な出来事で盛り上がった。

【動画】岡田准一、これが最後でもいい…熱い思い語る「イクサガミ」トークショー

 「イクサガミ」は、時代小説家・今村翔吾の同名シリーズを原作に、『正体』『新聞記者』などの藤井監督がドラマ化したシリーズ。明治を舞台に、時代に取り残された猛者たちによる、究極のバトルロワイアルを描く。岡田は、妻と子を病から救うためゲームに参加する主人公・嵯峨愁二郎役で主演を務めるほか、プロデューサーとアクションプランナーを兼任している。

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 登場するなり、岡田は「“Netflixの10年の答え”と言っていただける作品になりました。そういう作品に携われるという幸せを感じていますし、出来上がりの良さもどんどん広めていきたいなと思っています」と自信をのぞかせる。

 さらに「19歳ぐらいのときに『アクションと時代劇をやれる俳優になります』と当時、事務所にプレゼンして映画をやらせてもらった」と振り返った岡田は「そのときに描いた夢を実現させることができるとなったとき、今ならこの時代劇が作れるんじゃないかと思って企画した」と経緯を説明。そして、その思いを結実させるには、藤井監督の力が必要不可欠だったという。

 妥協をしない二人がタッグを組んだ「イクサガミ」。「これが最後でもいい」という思いで臨んだという岡田。そんななか、藤井監督をしてもストイックすぎるという岡田に、驚きを覚える場面もあったという。「とにかく岡田さんはすごく戦ってくださるんです」と切り出した藤井監督は「結構、深追いする場面もあり、ケガをしてしまうこともたまにあるんです。一度、親指かなにかを痛めてしまったことがあったんです。慌てて『岡田さん、大丈夫ですか?』と言うと、岡田さんは『大丈夫です。あと指は4本あるので』と言うんですよ」というエピソードを明かす。

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 今村が「そういう話じゃないじゃないですか」と突っ込みを入れると、岡田は「4本あれば刀を握れるじゃないですか」と笑顔。藤井監督は「とにかく身体的なすごさがある。最初はスタッフなども驚いていたのですが、だんだん麻痺してきて『きっと岡田さんは大丈夫だろう』になってしまって」と、岡田のタフさに脱帽していた。

 岡田自身、本作ではプロデューサーとして参加しているため、俳優として入るよりも、思う存分アクションができると話していたが、それでも「僕自身がアクションの絵を把握しているので、どうしても自分でやって見せることが多くなるんです。走るシーンなども、テストでは他の方に見本を見せてもらいたいのですが、もうみんなに『岡田じゃないとわからない』と言われるので、結局俺が走ることになる。そうなると本当に大変なんですよね」と主演、プロデューサー、アクションプランナーという一人三役の過酷さを語っていた。(磯部正和)

「イクサガミ」はNetflixにて2025年11月13日(木)世界独占配信(全6話一挙配信)

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