マハーシャラ・アリ、実現しなかったMCU版『ブレイド』のため1年トレーニング&家族で撮影地に引っ越していた

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マハーシャラ・アリ
マハーシャラ・アリ - 写真:REX/アフロ

 2019年夏のサンディエゴ・コミコンで製作が発表されるも、結局実現することはなかったマハーシャラ・アリ主演のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版『ブレイド(原題) / Blade』。製作発表から7年後となる今年の夏に降板を認めたマハーシャラが、同作のためにどれだけ自分の時間と労力を費やしていたかを米GQの動画インタビューで打ち明けた。

【画像】初代ブレイドを演じたのはウェズリー・スナイプス

 『ムーンライト』と『グリーンブック』で2度のアカデミー賞に輝いているマハーシャラが、人間とヴァンパイアの混血として生まれたヴァンパイアハンターのブレイドにふんする予定だった同作。監督が相次いで降板したり、ハリウッドでダブルストライキが起きたりと度重なる延期に見舞われ、結局、撮影に入ることはなく、公開日も消滅していた。

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 『グリーンブック』で2度目のオスカーを獲得してから8年、出演した映画は5本と比較的少ないことを指摘されたマハーシャラは、それは『ブレイド(原題)』の契約に縛られて、他の作品を断るしかなかったからだと明かす。

 しかも、単にスケジュールを空けていただけでなく、剣術やマーシャルアーツなど1年間にわたってトレーニングをしていたとのこと。マハーシャラは「丸1年をトレーニングに捧げたんだ。ああ、膝を壊してしまうほど猛特訓したよ」と語り、「家族と一緒に住み慣れた土地を離れて、文字通りアトランタへ引っ越したんだ。現地でいつでも撮影に入れるよう待機していたのに、スケジュールは延期、延期、また延期……そうして結局、実現することはなかったんだ」と穏やかな口調ながらフラストレーションをにじませた。

 マハーシャラいわく、ゴーサインが出たストーリーはあったものの、そこからの進捗がなかったとのこと。「今に至るまで、なぜあんなことになったのか、なぜ実現しなかったのか自分でもわからないんだ。わかっているのは、ケヴィン(マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ)本人が(『ブレイド(原題)』を実現できなかったことについて)『自分のキャリアで最大の失敗』と言っていたこと、そして僕もそれに100%同意しているということだけ。彼はそう感じて然るべきだよ」と淡々と語っていた。

 なお、マハーシャラは、当初、『ブレイド(原題)』のメガホンを取る予定だったバッサム・タリク監督と新作R指定アクションスリラー『ユア・マザー・ユア・マザー・ユア・マザー(原題) / Your Mother Your Mother Your Mother』でタッグを組み、1年にわたる『ブレイド(原題)』のトレーニングで習得した見事な剣術を披露して、高く評価されている。

 マハーシャラは「最終的には、災い転じて福となったんだ。幸運のチケットを待つのをやめて、自分自身の力で道を切り拓くきっかけになったから」と前を向いていた。(編集部・市川遥)

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