こんな面白いSF久しぶり!5月の5つ星映画5作品はこれだ!

今月の5つ星

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 多重人格者を怪演したジェームズ・マカヴォイに身震いする今月。アカデミー賞主演男優賞&脚本賞受賞作傑作SF、心をえぐる福士蒼汰&工藤阿須加の共演作ゴキゲンなヒーローたちも帰ってきた! これが5月の5つ星映画5作品だ!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
(C) Marvel Studios 2017
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最後の一瞬まで楽しい傑作にニヤニヤ&涙が止まらない!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

 銀河のはみ出し者たちの活躍を最高のサウンドトラックに乗せて描き、世界中の映画ファンをノックアウトした傑作アドベンチャーの続編。その面白さは衰えを知らず、前作から一気に小さくなったベビー・グルートのかわいさに加え、新キャラクターのマンティス(ポム・クレメンティエフ)など、新たにチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”に加わるメンバーもゴキゲンで愛せるヤツらばかり。「父親」がキーワードの主人公スター・ロード(クリス・プラット)にまつわる物語は、少し中だるみするか……と思いきや、意外なキャラに大号泣させられる感動展開まで用意! エンドロールにいたるまで(おまけ映像も複数回登場!)、徹底的にファンを楽しませようというジェームズ・ガン監督のこだわりが詰め込まれており、最後までニヤニヤが止まらない。前作ではクライマックスで主人公が踊ったが、今回は観ているこちらが踊りたくなるような愉快さにあふれた、必見の一本だ。(編集部・入倉功一)

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は5月12日より公開

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スプリット
(C) 2017 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

マカヴォイ怖い…深まる謎に引き込まれっぱなし!

スプリット

 鬼才M・ナイト・シャマランが監督・製作・脚本をこなし、全米興行収入3週連続1位を獲得した話題のスリラー。驚かされるのは、女性のパトリシア、潔癖症のデニス、9歳の少年ヘドウィグ、社交的なバリーなどの23人格を表情、仕草、声のトーンで見事に変化させるジェームズ・マカヴォイの演技。冒頭、この不気味な男に圧倒させられるが、どうやら凶悪犯ではないらしい。ではなぜ3人の少女を拉致しなければならなかったのか。男の目的や少女たちが閉じ込められた場所など、いくつかの謎をヒロインの過去と交錯させながら見せる展開にグイグイ引き込まれる。そして、中盤からキーワードのようにセリフから飛び出す24番目の人格「ビースト」の存在。じわじわとその恐ろしい人格を観客に植え付け、全ての謎が明かされた時にその男が……と最高潮に盛り上がるラストは衝撃的! タイトルロールやエンドロールが分割された画面や、あの俳優の登場などシャマラン監督の遊び心も満載だ。(編集部・山本優実)

映画『スプリット』は5月12日より公開

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マンチェスター・バイ・ザ・シー
(C) 2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.

人は「消したい過去」とどう向き合えばいいのか? 現実的な脚本が秀逸

マンチェスター・バイ・ザ・シー

 曇り空で寒々しい雰囲気の港町を舞台に、頑なに孤独に生きようとする中年の便利屋リー(ケイシー・アフレック)の「過去」と「これから」を描く本作。物語はボストン郊外での生活から始まる。腕がいいにもかかわらずヒステリックな依頼人にまともに反論してクレームを受けたり、バーでは向かいに座っていた男に「自分を見ていた」という理由でケンカを吹っ掛ける。どう見たって、生きづらい人生を送っている。そんな彼が、亡くなった兄を弔うためにマンチェスターに帰郷し、遺言状で16歳になる甥の後見人に指名されていた事実を知ったことから、人生の転機を迎える。やがて明かされるリーの過去には、きっと誰もが言葉を失うはずだ。人は「消したい過去」とどう向き合えばいいのか? それを感傷に溺れずストイックに描いたケネス・ロナーガンの脚本、演出が秀逸。マット・デイモンが主役を盟友ベン・アフレックの弟であるケイシーに譲り、プロデューサーに回ったというのは有名な話だが、地味顔のケイシーこそハマり役。見事オスカーを獲得したことが、その選択が正解だったと証明しており、『シャッター アイランド』など陰鬱な役が似合うミシェル・ウィリアムズがリーの元妻にキャスティングされたことも効果絶大だ。(編集部・石井百合子)

映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は5月13日より公開

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メッセージ

こんなに面白い謎解きSFは久しぶり!

メッセージ

 アカデミー賞作品賞にもノミネートされたSF大作。革新的な映像技術にスポットが当てられがちな近年のSF映画において、ミステリー&ドラマ性を損なわず、豊かに描くことをおざなりにしなかったことが、大成功の源だろう。現在・過去・未来や記憶が交差する複雑なストーリー構成ながらも、未知の謎解きを主人公らと一緒にするような面白さがある。今まで見たこともないような形をした飛行物体が突如現れたことから解明に乗り出すことになるのだが、今、自分たちの現実世界で起こってもおかしくない地球の危機やその対応の仕方が土台になっているからこそリアリティーを感じ、解読が進むにつれて喜びを共有するような親近感も芽生える。宇宙船に乗って地球にやってくる知的生命体のビジュアルやキャラクターもいい。彼らを恐れず果敢にコミュニケーションを図る言語学者ルイーズ役で主演したエイミー・アダムスが、“姉御(あねご)要素”をおくびにも出さずに人類の先頭に立って物事を前に進めていく姿にもホレボレ。2度見したくなるSFは久しぶりかも。(編集部・小松芙未)

映画『メッセージ』は5月19日より公開

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ちょっと今から仕事やめてくる
(C) 2017 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会

誰だって一度は死んだ目をしたことがあるはずだ

ちょっと今から仕事やめてくる

 「あれ、何のために自分生きてるんだっけ?」と一瞬でも考えた経験があるならば、きっとこの作品はあなたの心をえぐってくるはず。ブラック企業で身も心も擦り切れ、楽になろうと電車に飛び込もうとする若者(工藤阿須加)は、飛び込む直前に謎の幼なじみのヤマモト(福士蒼汰)に命を“救われてしまう”……仕事を続け生き続ける方が、死ぬよりも難しいと思ったことはない? 工藤演じる青山隆は、まさにその状態。登場人物を、下手に「テンプレートのブラック企業被害者」と描いていないのが本作のミソで、貢献したいと思う気持ちがあるからこそ、心が疲れてしまう。目が死んでいく工藤の演技は、「え、この人ガチでブラック企業に入ってたでしょ?」と思うくらい。その彼の救世主となる福士もどこか浮世離れしていて、「命を救う」という役回りがしっくりとくる。さらに福士の笑顔が、とにかくイイ。性別問わず観客を魅了しにかかってくる。『ソロモンの偽証』『八日目の蝉』など人間の葛藤描写に定評のある成島出監督によって引き出された、福士と工藤のポテンシャルにも驚かされる一作。(編集部・井本早紀)

映画『ちょっと今から仕事やめてくる』は5月27日より公開

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