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盛り上がるアジア系俳優&女優をチェック!

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 この夏、全米で大ヒットしたラブコメ『クレイジー・リッチ!』が、いよいよ日本でも9月28日に公開。一番の話題は何と言っても、キャストがほぼアジア系ということでしょう。3月に行われたアカデミー賞授賞式でも話題になった「インクルージョン・ライダー」。最先端で発信し続けなければならないハリウッドにおいて、求められる多様性は次のステップへと動き始めているのかもしれません。そこで今回は、今、勢いに乗り、今後さらなる活躍が期待されるアジア系俳優&女優をご紹介します。(編集部・浅野麗)
インクルージョン・ライダーとは……

押さえておきたい!主役クラスのトップスター

 アジア系俳優というと、日本からも渡辺謙真田広之らの名が挙がりそうですが、今回注目したいのは、アジア系アメリカ人(カナダ人)の俳優たち。『クレイジー・リッチ!』の中でも、中国系アメリカ人の主人公レイチェルが母親に「見た目は中国人、中国語も話す、でも心と頭はアメリカ人」と言われるシーンがありますが、その通り、彼らの多くはアメリカで生まれ育っている2世・3世。アジア系の見た目で苦労しながらも、その実力で主役クラスにまで上り詰めたトップスターからチェックしていきましょう。

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◆ルーシー・リュー

ルーシー・リュー
D Dipasupil / Getty Images for Extra

 洋画や海外ドラマに精通していなくとも名前が挙がりそうなのが、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズなどのルーシー・リュー。ニューヨークはクイーンズ出身の彼女は、数々の人気ドラマへのゲスト出演やレギュラー出演を経て、ハリウッド大作に出演と、華やかなキャリアを積み、アジア系女優として第一線を走る存在に。2012年からはドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」でワトソン役を務めており、第6シーズンにまでおよぶ人気ドラマでダブル主演しています。

◆サンドラ・オー

サンドラ・オー
Dominik Magdziak Photography / Getty Images

 先日発表された第70回エミー賞で、アジア系女優としては初の主演女優賞にノミネートされる快挙を達成したのが、サンドラ・オー。カナダのオタワ出身の彼女は、人気ドラマ「グレイズ・アナトミー」シリーズで一躍有名に。同作では5年連続でエミー賞助演女優賞にノミネート(受賞には至らず)されているほか、ゴールデン・グローブ賞も受賞している実力派。今回、主演として評価されたことは、アジア系俳優にとって歴史的1ページといえそうです。あのアレクサンダー・ペイン監督の元妻。

◆ジョン・チョー

ジョン・チョー
『search/サーチ』より

 『スター・トレック』の新シリーズで、ミスター・カトーことヒカル・スールーを演じ、日本でも広く知られる存在となったジョン・チョー。韓国生まれではありますが、幼いときにロサンゼルスに移住しアメリカ籍に。カリフォルニア大学バークレー校を卒業しており、英語教師をしていたこともある異色キャリアの持ち主です。コメディー作品で人気を博したものの、現在ではシリアスもこなす実力派に。『search/サーチ』(10月26日公開)では、失踪した娘捜しに奔走する父親役で主演し、話題になっています。アメリカでは、セクシーな男性俳優としての人気も高いのだそう。

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◆コンスタンス・ウー

コンスタンス・ウー
『クレイジー・リッチ!』よりゴージャスなドレス姿のコンスタンス - (C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND SK GLOBAL ENTERTAINMENT

 話題のラブコメ『クレイジー・リッチ!』で、主人公レイチェルを演じ、大ブレイク中なのが、リッチモンド生まれの台湾系アメリカ人のコンスタンス・ウー。彼女の名を全米に広めたのは、2015年から始まったシットコム「フアン家のアメリカ開拓記」。アジア系一家が主人公になったことで話題のドラマで主人公の母を演じ、第5シーズンにまで突入しています。そこへきて、『クレイジー・リッチ!』の大ヒット! すでに続編が始動しており、まさに、今、ノリに乗っているアジアンクイーンと言っても過言ではない!?

お笑い担当で地位を確立!名脇役

 前述のジョン・チョーもコメディードラマで頭角を現したように、コメディアン枠でその名を轟かせ、確固たる地位を築くことも多いアジア系俳優。ドラマだけでなくハリウッド大作でも活躍中の3名を紹介しましょう!「この顔知ってる~!」な人も多いはず!?

◆ケン・チョン

ケン・チョン
『クレイジー・リッチ!』より、出番は少なくともしっかりと爪痕は残すケン - (C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND SK GLOBAL ENTERTAINMENT

 『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』での笑劇(!)のキャラクターで一躍世界中にその存在を知らしめたのが、デトロイト出身の韓国系アメリカ人、ケン・チョン。なんと、医師として働きながらコメディアンの活動を始めたというから驚かずにはいられません。2016年には、エンターテイメント界のアジア系アメリカ人の先駆者を表彰する賞でアクター・オブ・ザ・イヤーを受賞しており、まさに第一線で活躍する名脇役。『クレイジー・リッチ!』でも、いつも通りの暴走を見せ存在感を放っています。

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◆アウクワフィナ

アウクワフィナ
『クレイジー・リッチ!』より、グイグイくる感じがたまらなく愛しくなるアウクワフィナ - (C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND SK GLOBAL ENTERTAINMENT

 豪華女優陣の共演が話題になった『オーシャンズ8』ですい星のごとく現れ、確かな存在感をアピールしたのが、ニューヨーク州クイーンズ出身のアウクワフィナ。ラッパーとしてもCDデビューしているほか、ニューヨークのトラベルガイド本を出版しているなど多彩な才能を見せています。『クレイジー・リッチ!』では、主人公レイチェルの親友に扮しており、様々な助言をする重要な役どころ(父親役がケン・チョン!)。男性コメディアンとはひと味違う、高いファッションセンスも魅力です。エンドロールではラップも披露するなど、ブレイクを予感させる逸材。

◆ランドール・パーク

ランドール・パーク
『アントマン&ワスプ』より、愛すべき抜けキャラ、ジミー・ウーを演じたランドール - (C) Marvel Studios 2018

 前述の人気ドラマ「フアン家のアメリカ開拓記」で、コンスタンス演じるジェシカの夫役を務めているのが、ロサンゼルス出身のランドール・パーク。多数のテレビドラマに出演後、トム・ハンクス監督作『幸せの教室』をはじめコメディー映画に次々と出演し、順調なキャリアを重ねました。最近では、主人公スコットを監視する、ちょっと間抜けなFBI捜査官を演じた『アントマン&ワスプ』や、『アクアマン』(2019年2月8日 日本公開)など、話題のアメコミ映画にも出演。活躍の場を広げています。

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飛躍が期待される注目株!

 最後に、すでに人気ドラマで確固たるキャラクターとして活躍していたり、大作において注目のキャラクターを演じているなど、今後の活躍が期待される注目株もチェックしちゃいましょう! 盛り上がりを見せるアジア系俳優の勢いに乗り、飛躍を見せるはず。

◆スティーヴン・ユァン

スティーヴン・ユァン
Albert L. Ortega / Getty Images

 日本でも大人気の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」で、ドラマファンからダントツの人気を誇るグレン・リー役でブレイクした、スティーヴン・ユァン。韓国・ソウルで生まれた後、家族でカナダに移住し、その後アメリカ・ミシガン州トロイで育ちました。キャリアのほとんどがドラマではありますが、最近は『オクジャ/okja』や『バーニング(英題) / Burning』といった映画祭で話題の韓国人監督作品などへの出演が続いており、アメリカのみならず活躍の幅を広げていきそう。

◆ラナ・コンドル

ラナ・コンドル
Dia Dipasupil / Getty Images

 『X-MEN:アポカリプス』で華々しく長編映画デビューを飾ったラナ・コンドルは、ベトナム出身ですが、生後4か月で養女として迎え入れられアメリカへ。『X-MEN:アポカリプス』では全くの無名でしたが、同年、続けて『パトリオット・デイ』への出演も果たし、順当なキャリアを積むことに。今年は、8月より配信されたNetflix映画『好きだった君へのラブレター』で早くも主演に抜擢されたほか、年末に公開が予定されている話題のSFアクション大作『アリータ:バトル・エンジェル』にコヨミ役で出演しているなど、着実に知名度を上げていっています。

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◆ケリー・マリー・トラン

ケリー・マリー・トラン
Jeff Kravitz / FilmMagic / Getty Images

 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でレジスタンスの整備士ローズ役を務め、アジア系女優として初めて『スター・ウォーズ』正史の主要キャラクターを演じたと話題になったのが、ベトナム系アメリカ人のケリー・マリー・トラン。大抜擢の『スター・ウォーズ』出演によって、3月に行われたアカデミー賞授賞式にもプレゼンターとして登場しました。一方で、アジア系ゆえの差別で、SNSで誹謗中傷されるという辛い目にも遭ったことを公表し、立ち向かい、その存在を強くアピール。彼女の姿勢は世界中の多くの人々の応援を誘ったことでしょう。『スター・ウォーズ』シリーズはもちろん、さらなる飛躍が期待される存在です。

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