ADVERTISEMENT

速いビートで刻まれる異色マーベル作品

2021年12月1日 相馬 学 ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ ★★★★★ ★★★★★

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

 最近のマーベル作品はディテールに凝るあまり、150分前後の大作になるケースが多く、それはそれで面白いのだが、そんな中で本作の尺は100分弱。潔い。そして、オモシロい。

 主人公エディとヴェノムの二重自覚的な葛藤はユーモラスで、悪役カーネイジの覚醒はスリルを高める。一方ではエディと彼の元恋人とのドラマが。それらが絡まり合い、物語はアップテンポで突き進む。

 モーキャプの名優A・サーキスにとって、これは監督第3作目となるが、情感に溺れず速いリズムを突き詰めた視点が光る。マーベル作品はいろいろだが、このようなスピード重視の作品はあっていいと思う。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『アイス・ロード』『マリグナント 狂暴な悪夢』『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』他の劇場パンフレットに寄稿。『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』の劇場パンフレットでは友人の作家、桜井鈴茂と対談しました。

相馬 学さんの最近の映画短評

もっと見る

ADVERTISEMENT