シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

元気が出る!愛すべきダメキャラと脱力ギャグと70年代サウンド

  •  おそらく全世界の12%くらいの人々しか期待していなかったであろう、マーベル・スペースオペラの愉快痛快奇々怪々な実写化。より壮大により深刻になっていくアメコミ映画へのアンチテーゼとして見事な脱力感。成功の決め手は、愛すべきダメキャラと、しょーもないギャグの間合いと、元気になる70年代ミュージック連打。あまりのチープさに、シネコン以前の場末の映画館の空気まで甦ってくる。あの頃の音楽はデータ化なんてせず何十年経ってもカセットテープで聴き続けていればパワーの源になるという世代的肯定感と、絶体絶命に陥ったボンクラでも力を合わせれば何とかなるという自己肯定感で包み込み、「映画」の役割を十全に果たすのだ!

⇒映画短評の見方

清水 節

清水 節

略歴: 映画評論家・クリエイティブディレクター●映画.com、シネマトゥデイ、FLIX、ニッポン放送●「PREMIERE」「STARLOG」等で執筆・執筆、「Dramatic!」編集長、海外TVシリーズ「GALACTICA/ギャラクティカ」DVD企画制作●著書に「いつかギラギラする日 角川春樹の映画革命」「新潮新書 スター・ウォーズ学」●WOWOW「ノンフィクションW 撮影監督ハリー三村のヒロシマ」企画・構成・取材で国際エミー賞、ギャラクシー賞、民放連最優秀賞 受賞

近況: ●「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」劇場パンフ寄稿●「ULTRAMAN ARCHIVES」企画構成取材●「シド・ミード展」未来会議ブレーン、図録寄稿●ニッポン放送「八木亜希子LOVE&MELODY」

サイト: http://eiga.com/extra/shimizu/

» 清水 節 さんの映画短評をもっと読む

[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク