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信じるものは救われるって、ないよね〜。

2017年3月14日 山縣みどり 哭声/コクソン ★★★★★ ★★★★★

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哭声/コクソン

田舎の川で釣り糸を垂れる國村隼の絵柄から不気味全開で、全然のどかじゃない事件が次々と起こり、いきなり連続殺人鬼サスペンスの気配が濃厚に! でもさらに捻るのがナ・ホンジン監督の真骨頂。未知のものへの恐怖がヒステリー的に拡散する様子や、第三者的な視線がないために起こる狭いコミュニティの勘違い結束などなど。人間が心の奥に秘める恐ろしさをすくい取っての連続ノックにゼイゼイ。日本の神道と韓国の(日本のも通じる)祈祷、さらにはキリスト教も絡めてのエクソシストというクライマックスまで見届けるには強靭な体力が必要と感じました。邪な存在は軽々と宗教を超えるというか、神を信じても救われないってことね。

山縣みどり

山縣みどり

略歴:雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況:最近、役者名を誤表記する失敗が続き、猛省しています。配給会社様や読者様からの指摘を受けるまで気づかない不始末ぶりで、本当に申し訳ありません。

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