多数のタイムリーな問題を提起するも、リアリティが薄い

2017年11月11日 猿渡 由紀 ザ・サークル ★★★★★ ★★★★★

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ザ・サークル

ハリウッドの大物が隠してきたセクハラが突然にして暴露されている今だけに、「秘密は嘘」「すべてがさらされていれば、最高のバージョンの自分でいられる」など、この映画が触れることは、まさにタイムリーに感じた。テクノロジーの進化とプライバシー問題の葛藤や、巨大なテク会社が社会を支配していくことなども、熱心に語られてきていることだ。だが、そういうことを挙げても、深く突っ込むことはせず、話の展開にもリアリティが薄い。もっと良い映画になりえたはずだと思うと残念。

猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴:東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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