シネマトゥデイ

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日本が世界に誇れる大傑作

  • 万引き家族
    ★★★★★

    「誰も知らない」で母親に置き去りにされ社会の陰で生きる子供たちを描き、「そして父になる」で“本当の親子の絆とは”と問いかけた是枝裕和監督。その流れを受け継ぎつつ、フィルムメーカーとしてさらに成熟した彼が送り出したのが、この映画。日常的に万引きをする貧しい人々の話であることはタイトルからも明らかだが、今作が語ることはもっと広く、数多く、奥が深い。たとえば「生んだ母親と一緒にいるのが一番幸せなのか」など、今作が触れるのは国境を超えた事柄だ。今、世界で現実の人々が直面している問題を、センチメンタルになりすぎることなく、信ぴょう性たっぷりに投げかける、まさに世界に誇れる大傑作である。

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猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴: 東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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