シネマトゥデイ

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今見るべき、必死に「生きる」者たちの物語

  • 焼肉ドラゴン
    ★★★★★

     素直に、良い映画を見た、と言える。舞台を観ていない身としては、このような作品の映画化は有難い。

     生きていくことに余裕を持っている者はひとりもおらず、どのキャラクターも恋や人生、未来と格闘している。それゆえに時には悲劇的な事も起こるが、物語はユーモアを忘れず、過剰な演出を避ける。ただただ人間が必死に生きている、そんな風景が、見ていて自然と自分の中にしみこんでくる。

     人種、貧困、身体的ハンデなど、差別や偏見の的にされてもおかしくないキャラクターたちが、あくまで人対人として向き合っているのがいい。ヘイトの問題が何かと取りざたされる今、この映画の存在は大きな意味を持つと思う。

⇒映画短評の見方

相馬 学

相馬 学

略歴: アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況: スターチャンネルの無料放送番組『GO!シアター』に出演中。新作映画について語ります。

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