バラエティな学園祭ノリにハマるんデス!

2020年3月17日 くれい響 一度死んでみた ★★★★★ ★★★★★

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一度死んでみた

「広瀬すずがデスメタルやったら面白くない?」という、いかにも代理店発想や、同じ脚本家だけに『ジャッジ!』同様のギョーカイのウサン臭さもする案件ではあるが、そこはフジテレビ映画。バラエティ番組のような波に一度ノってしまえば、堤真一とリリー・フランキーの「日野の2トン」寸止めな掛け合いなど、学園祭ノリにも慣れてくるから不思議なものである。クライマックス、“ミサという名の告別式”までの盛り上げ方は巧く、同じメタル映画だった『音量を上げろタコ!』のような路線変更もなし。いい意味で、おバカなスター無駄遣い映画ともいえるが、そのなかでも松田翔太に関しては、かなりの儲け役デス!

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』『オーバー・エベレスト/陰謀の氷壁』『地獄少女』『アイネクライネナハトムジーク』『見えない目撃者』『プライベート・ウォー』『サマー・オブ・84』 『映画 賭ケグルイ』『オーヴァーロード』『BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ- 』『サイバー・ミッション』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「Movie Walker」にてポン・ジュノ監督×細田守監督、「香港ポスト」にて谷垣健治監督、「CREA WEB」にて高杉真宙さん、「TV LIFE」にて田辺誠一さんなど、インタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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