シリーズの魂は消えず。壮絶さをどう受け止めるか?

2020年6月25日 斉藤 博昭 ランボー ラスト・ブラッド ★★★★★ ★★★★★

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ランボー ラスト・ブラッド

前作が美しい完結と個人的には感じていたが、やはりスタローン、ロッキー役と同様に永遠に演じ続けたいという気概が微笑ましい。「ランボー」シリーズは孤独な戦いはもちろん、主人公の過激な「受難」が共通点だが、今回、老いたランボーは敵にボコられまくる。その姿は過去作以上にリアルに痛々しい。

お待ちかねは、見るも無残なバイオレンス描写で、スタローンはその負の部分を訴えたかったと聞くが、80年代の映画なら許容範囲でも、2020年に観るには感覚的、ポリコレ的に賛否ある「見るも無残」と感じたが…。復讐のきっかけ作りとして、弱い者が虐げられる構図も、わかりやすいが安易で辛すぎる気も。エンドロールには素直に拍手!

斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴:1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとして映画誌、女性誌、情報誌、劇場パンフレット、映画サイトなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況:LAの『フェアウェル』ルル・ワン監督、ロンドンの『カセットテープ・ダイアリーズ』グリンダ・チャーダ監督に、Skypeインタビュー。ともに外出規制などある中、前向きに明るく話してくれて、一刻も早い日常生活の復活を祈るのみ。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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