勝地涼とロバート山本の掛け合いに胸アツ

2020年11月22日 くれい響 劇場版『アンダードッグ』【前編】 ★★★★★ ★★★★★

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
劇場版『アンダードッグ』【前編】

いろんな意味で、予想を裏切らないといえるだろう。どこか既視感のある三者三様のストーリーに対して、全身全霊でぶつかってくる3人の俳優たち。森山未來は言わずもがな、北村匠海は見せ場的に【後編】に期待するとして、勝地涼に関しては間違いなく代表作となった。崖っぷち芸人としてのオン/オフの芝居はもちろん、違和感なくセコンド役で登場するプロボクサー、ロバート山本の掛け合いは胸アツである。とはいえ、物語の運び方に関しては、いろいろと難アリ。さらに、『百円の恋』同様、もうひとつの肉体と肉体のぶつかり合いとして濡れ場を挟む演出も妙にクドく、131分は冗長すぎる。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三国志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「シネマトゥデイ」にて菅井友香さん、「TV LIFE」にて伊原六花さん、「CREA WEB」にて伊藤沙莉さん、鈴木仁さんなどのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

くれい響さんの最近の映画短評

もっと見る

[PR]