人気ゲーム映画化という高いハードルに対し、最善の作りでは?

2021年3月23日 斉藤 博昭 モンスターハンター ★★★★★ ★★★★★

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モンスターハンター

そもそもこの監督、人間ドラマや深いテーマに関心の薄い人だが、その姿勢が「バイオ」と同じくゲーム実写化に合っていると、改めて納得。モンスターとの戦いをクリアすることに主眼が置かれ、「精神」としてゲームの醍醐味を受け継いでいる。感覚的には、結末もゲームの後味っぽい。
ギレルモ・デル・トロほどではないにしろ、モンスターの細部表現にはマニアックな味も備えており、怪獣映画としても可もなく不可もなく期待をクリアした印象。見やすさは保証したい。
ヒロインと、トニー・ジャーの謎の最強男のカルチャーギャップも笑えるスパイスとして効果的。さらに二人の関係に、ミラと監督の私生活&性格を重ねたくなり…と裏の楽しみも。

斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴:1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとして映画誌、女性誌、情報誌、劇場パンフレット、映画サイトなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況:例の接待問題で軽く話題になっている、洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」で、4月に何回か放映される「ザ・シネマ レコメン道場」という新番組に出演しています。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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