本人が幸せなら、それでいいんじゃない?

2021年4月28日 山縣みどり ビーチ・バム まじめに不真面目 ★★★★★ ★★★★★

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ビーチ・バム まじめに不真面目

富豪女性との結婚で享楽的な生活に耽溺し、才能を無駄にした詩人というキャラ解釈が間違っていたと思わせる展開の人間ドラマだった。M・マコノヒー演じる詩人は全てにおいてフラットで、場当たり的な生活に満足している感じが素晴らしい。カリスマ的な魅力を放つ彼の周囲に集まるヘンテコな人々もどこか壊れているけれど、そこが逆に愛おしさを感じさせる。役者陣も振り切った演技を楽しんでいるし、H・コリン監督が巧みな人間観察力を発揮している。ボンゴを叩く自虐的なギャグ演技を披露しながら詩を紡ぎ出すマコノヒーだが、詩が天才的なの?という疑問は拭いきれない。まあ、でも本人が幸せならそれでいいよね。

山縣みどり

山縣みどり

略歴:雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況:リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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