恋するけだもの (2020):映画短評
田中俊介が“ひとり『狼男アメリカン』”!
20分の短編『超・暴力人間』から『超・悪人』を生んだように、白石晃士監督が自身の『恋のクレイジーロード』を長編にリブート。今回はカージャック設定ではないが、さらに『ヒッチャー』色が濃厚になり、なぜかタランティーノ<<<北村龍平テイストも感じさせる異様さ。LOVEも不条理もヴァイオレンスも18分に詰めまくった『恋クレ』が放ったドライヴ感が薄れてしまった感があるが、『罪の声』で時の人となった宇野祥平による変態芝居は健在で、やっぱりシャベル片手に大暴れ。対する田中俊介も、ヘタレキャラから特殊メイクを使わない“ひとり『狼男アメリカン』”まで、振り幅の大きい役を怪演したことで、★おまけ。
この短評にはネタバレを含んでいます






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