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ゲット・クレイジー (1983):映画短評

ゲット・クレイジー (1983)

2022年12月11日公開 92分

ゲット・クレイジー
相馬 学

弛緩ギャグに乗って鳴る80年代のロック

相馬 学 評価: ★★★★★ ★★★★★

 同監督の『ロックンロール・ハイスクール』に比べると弛緩した感が否めないのは、主人公の熱意がとらえきれず、話の方向性が不安定だからか。それでもこのユルいリズムには憎めないものがある。

 主役はやはり音楽。一度ステージが始まれば、そのパフォーマンスは目を引く。R&B、ハードコアパンク、ロックなど多彩な音楽が鳴らされ、どれもけっこう本格的。演技派M・マクドウェルのロックスターのなりきりっぷりも楽しい。

 硬派ロック詩人ルー・リードは出演を快諾した後、コメディだと思わなかったと激怒したというが、彼のラストの楽曲で映画が締まるのも事実。スパークスの未サブスク化の主題歌も含め、ロックファンは注目。

この短評にはネタバレを含んでいます
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