ジェイラー (2023):映画短評
ラジニカーント演じる最強ジイサンが無双しまくる最凶アクション
幼い孫に振り回される平凡な隠居老人が、実は全国津々浦々の反社親分たちもひれ伏す伝説の最強ジェイラー(看守)だった!という、インド版「舐めていた相手がむちゃくちゃ強かった」系映画。で、そうとは知らぬ新興犯罪組織のサイコパスな凶悪ボスが、迂闊にも彼の家族に手を出したことからこっぴどい目に遭う。血生臭い残酷スプラッターとシニカルなブラックユーモアが満載のバイオレンス・アクション。ちょっと安易に思える終盤のどんでん返しを含めて脚本は少々難ありだが、しかし70代半ばとなった今も衰えを知らぬラジニカーントのキレッキレのスターパワーと、ウルトラ・ハイテンションかつド派手なアクション演出に血沸き肉躍る。
この短評にはネタバレを含んでいます



















