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長崎-閃光の影で- (2025):映画短評

2025年8月1日公開 109分

長崎-閃光の影で-
(C) 2025「長崎-閃光の影で-」製作委員会
くれい響

反戦映画では終わらない、看護学生たちの儚ない青春

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

『か「」く「」し「」ご「」と』での好演が記憶に新しい菊池日菜子が、小野花梨ら芸達者を向こうに回して、堂々の主演。分かりやすいほどの反戦映画だが、原爆が投下された長崎で生き抜く看護学生の青春映画としての要素が強い。しかも、松本准平監督のセンスもあって、思いのほか説教臭くない。終盤、突如として現れる48年ぶりの実写映画出演となる池田秀一の存在感も凄いが、原爆投下前日を描いた『Tomorrow 明日』で看護師を演じた南果歩の登場には思わず胸を掴まれる。菊池を含む、ヒロイン3人が福山雅治の名曲「クスノキ」をカバーする試みなど、懐かしのアイドル映画としての匂いも感じられ、★おまけ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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