恋に至る病 (2025):映画短評
山田杏奈の意外な暗黒面
山田杏奈の意外な暗黒面を堪能できるダークな青春劇でした。何気ない出逢いから始まる物語は一般的な青春劇かと思いましたが、”青い鯨”が元ネタになっているかと思われるネットコミュニティの物語になって一気にダークなテイストになり、意外性がありました。クライマックスにはそう来るのか!?と思わせる展開が待っていて、作品を忘れがたいモノにしています。主人公を演じる長尾謙杜は今年だけで4作の映画に出演していますが、作品ごとにいろいろな顔を見せてくれ、実は結構な曲者タイプの役者なのかもしれません。色々考えさせたうえでのラスト4分がまたガラッと印象を変えてきて最後まで油断できません。
この短評にはネタバレを含んでいます




















