もしも脳梗塞になったなら (2025):映画短評
誰かがいつか必ず遭遇する何かの話
実際に脳梗塞に倒れた監督の実体験を基にした映画。私自身も同じ病に罹った経験者(監督に比べればはるかに軽症でしたが…)なので他人事とは思えない部分が多く非常にリアルでした。基本的には悲劇なのですが、その端々に思わず笑ってしまう部分があって、その部分も非常に懐かしく感じます。この映画では脳梗塞という病気のことが描かれていますが、大きく捉えればこれは必ず起きるであろう人生のトラブルに対処する人間の物語であり、そう意味では非常に広く多くの人の共感を得られる物語だと思います。
この短評にはネタバレを含んでいます





















