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ヴィレッジ 声帯切村(コエキリムラ) (2024):映画短評

2026年1月2日公開 86分

ヴィレッジ 声帯切村(コエキリムラ)
(C) 2025 C2 MOTION PICTURE GROUP. ALL RIGHTS RESERVED.

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3

なかざわひでゆき

見る者の想像力が問われる謎多きサイレント・ホラー

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 暗い森の奥深く、アズラエルという若い女性が妊婦ミリアムの率いるカルト集団に追われ、森を徘徊する魔物の生贄にされようとする。舞台設定は「携挙(キリスト再臨の際に起きる現象)」後の言葉が禁じられた世界…とのことだが、登場人物のほぼ全員が声帯を切り裂かれているため劇中では台詞がなく、それ故なぜ言葉が禁じられたのか、どうして生贄が彼女でなければならないのかなど、物語の核心となる謎の数々も最後まで一切説明されない。そこが賛否の分かれ目であろう。携挙にアズラエル(ユダヤ教やイスラム教における死の天使)、ミリアム(旧約聖書の預言者)といったキーワードから宗教的なテーマが込められていることは間違いない。

この短評にはネタバレを含んでいます
平沢 薫

寒い森には何かが潜んでいる

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

 森の中を必死に走る女性は、いったい何から逃れようとしているのか。そこで何が起きているのかを少しずつ明かしていく語り口が、まずは見どころ。脚本は『サプライズ』『ザ・ゲスト』のサイモン・バレット、邦題はちょっとネタバレの匂いがするが、やはりストーリーには仕掛けがある。それにつけても、北国エストニアで撮影された寒い森、冷たい光、蒼白い樹木の美しさ。やはり北の森には何かが潜んでいる。

 ヒロインは、いろんな映画で活躍しているのに、何故か血塗れになって死闘する女性のイメージが強いサマラ・ウィーヴィング。今回も戦いを諦めない。すでに撮影済みの『レディ・オア・ノット』の続編も楽しみ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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