ディスクロージャー・デイ:映画短評
スピルバーグがアメリカの神話を描き直す
これまで何度も映画やドラマで描かれてきた「すでにUFOも宇宙人も地球に来ていて、政府はそれを隠している」「宇宙人は地球人を誘拐して実験している」というアメリカの神話を、スピルバーグがなぜ今、描きたいのか考えさせられる。神話の大筋は共通だが細部に違いがあり、そこにスピルバーグのこだわりがあるのか。映画のタイトルが示すように、真実がどのように開示されていくのか、その過程が彼の描きたかったものなのか。
その物語とは別に、自動車と列車のチェイスシーンになると、俄然、スクリーン上のすべてのものが活き活きと躍動感を増す。今も変わらぬスピルバーグ監督の本骨頂を痛感させ、もっとこの監督の新作が見たくなる。
この短評にはネタバレを含んでいます





















