Erica -エリカ- (2026):映画短評
アイドル映画としても楽しめる“ヒトコワ系”
これまで擦られてまくってきたサイコ・スリラーだが、昨今の流れでいう“ヒトコワ系”を、あえてハリウッド的なホラー映画を追求している感のある宮岡太郎監督が手掛ける新しさもアリ。毎度おなじみ、鼻につく一歩手前のオマージュ大会はさておき、しっかり伏線になっているバットの素振りやバキバキな目の芝居など、「初恋ハラスメント」などの深夜ドラマでも炸裂しているコミカル演出のさじ加減は、独自の作家性をも感じさせる。もちろん、そんなサイコパス少女を演じる林芽亜里のアイドル映画としてもしっかり撮られており、彼女の持つ可愛らしさとヤバさを十分引き出しているといえる。
この短評にはネタバレを含んでいます






















