THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女 (2026):映画短評
おぞましいものが臭気を漂わせる
8歳の少女に"ミイラ"という要素を掛け合わせるという発想が斬新。実際に子供のミイラが存在することを踏まえたものか。幼い少女たちが、古くからの伝承が絡む、忌まわしい状況に巻き込まれていく。
リー・クローニン監督は、前作『死霊のはらわた ライジング』同様、今回も怪異だけでなく、それによって生じるおぞましいものの実在感が強烈。腐った肉、剥がれる皮膚、抜けていく爪や歯が、手触りを感じさせ、臭気を漂わせる。
舞台はエジプトと米ニューメキシコ州で、強い陽光に照射される南の土地だが、アイルランド出身のクローニン監督が撮ると、そこに生まれる暗闇が濃く、湿度が高い。
この短評にはネタバレを含んでいます





















