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『仁義なき戦い』俳優陣は本物のアウトロー!梅宮辰夫が明かす豪快エピソード!-映画秘宝

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表紙はもちろん広能昌三こと菅原文太だ!
表紙はもちろん広能昌三こと菅原文太だ! - 「映画秘宝」2013年4月号(洋泉社より税込み1,050円で発売中)

 故・深作欣二監督の実録ヤクザ映画『仁義なき戦い』の公開40周年を記念したブルーレイの発売に合わせ、梅宮辰夫が映画専門雑誌「映画秘宝」4月号に登場、当時の知られざるアウトローなエピソードを明かしている。

 梅宮といえば、1作目で土居組の若頭・若杉寛を演じ、その後のシリーズで明石組の岩井にふんして、眉ナシの凄みある演技を見せ、シリーズファンに強烈な印象を残す存在。ギンティ小林氏によるインタビューで梅宮も、「それまでの日本の映画界にもなかった」と本作への思い入れを語る。

 さらに梅宮は、演じた役のモデルになった人物の弟分があいさつに来たときの様子など、実録モノならではの現場エピソードを披露。当時は撮影の間、役者一同で朝まで飲みに行っていたといい、「演技論なんか話さないよ! 酒と女の話しかしてませんよ!」と豪語する。また梅宮の代表シリーズである『不良番長』時代の、渡瀬恒彦をきっかけとする路上ケンカや、安岡力也をバットでシメていたエピソードなど、今でこそバラエティーでの印象が強い梅宮の、まさにアウトローすぎる秘話が飛び出す貴重なインタビューとなっている。

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 さらにシリーズ第2作『仁義なき戦い 広島死闘篇』に登場し、狂犬のような強烈なキャラが後のヤクザ映画に多大な影響を与えた、「大友組」組長・大友勝利役の千葉真一も登場。千葉自身が脚本を読んで「こんなんできないよ!」と思ったという役柄を、どのように作り上げていったのかが明かされる。そのほか、いかにして『仁義なき戦い』が生まれたのかをおさらいするコラムのほか、脚本やキャスティング、登場する「悪人」たち一人一人の分析など、詳細にわたってシリーズの魅了が解説された、『仁義』ファン必携の一冊となっている。

 また誌面では、クエンティン・タランティーノ監督作『ジャンゴ 繋がれざる者』鑑賞前の予習に欠かせない元ネタ映画全集や、映画評論家・町山智浩による、クリストフ・ヴァルツのテキトーぶりに爆笑必至のキャストインタビュー、映画『ゼロ・ダーク・サーティ』の背景解説なども掲載。映画の背景を細部にわたり解剖し解説する、秘宝らしい号だ。(編集部・入倉功一)

映画専門雑誌「映画秘宝」4月号は発売中 洋泉社刊 1,050円(税込み)

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