永瀬正敏と水原希子、マレーシアの新鋭監督とタッグ

第33回東京国際映画祭

第33回東京国際映画祭でQ&Aを行った映画『Malu 夢路』のエドモンド・ヨウ監督、水原希子、永瀬正敏
第33回東京国際映画祭でQ&Aを行った映画『Malu 夢路』のエドモンド・ヨウ監督、水原希子、永瀬正敏

 俳優の永瀬正敏水原希子が8日、都内で開催中の第33回東京国際映画祭内で実施された映画『Malu 夢路』(11月13日公開)のQ&Aイベントに、メガホンを取ったマレーシアの新鋭、エドモンド・ヨウ監督と登壇。それぞれの思いを語った。

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 日本・マレーシア合作の『Malu 夢路』は、『アケラット-ロヒンギャの祈り』で第30回東京国際映画祭にて最優秀監督賞を受賞したヨウ監督の最新作。謎めいた詩情とともにマレーシアと日本を往還する、美人姉妹の永年の確執を描いたヒューマンドラマで、セオリン・セオメイジュン・タンのほか、永瀬と水原が出演。細野晴臣が音楽を担当している。

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 ヨウ監督は水原との出会いについて「早稲田で(水原の出演作である)『ノルウェイの森』を撮影しているとき、私はちょうど早稲田の学生でした。だからよく存じ上げておりました」と明かし、以前から水原に興味を持っていたそう。

 水原も「(ヨウ監督の)作品を拝見したときに、どの作品も面白くて、(本作も)とても面白い作品になるんじゃないかなって予感がしたんです。私は日本語、英語、北京語を話すという設定の役。もともと英語が話せるし、中国語もちょうど勉強していたので、自分の語学力を生かせるんじゃないかなって。それが決め手でオファーを受けました」と振り返る。

 また、「自分が撮影したのは短い期間」と回顧したが、完成した作品を観て深い感動があったといい「彼女の夢なのか現実なのかわからない世界、そこに細野さんの音楽が入ってきて、どんどん作品に引き込まれていく。不思議な映画だと思いました」と述べ、「たくさんの方に観ていただいて、この世界に没頭していただきたい」と呼び掛けた。

 永瀬にとってもヨウ監督は思い出深い相手で「僕が東京国際映画祭の審査員をしていたときに監督賞を取られた人なんです。いつか仕事をしたいと思っていた」と明かす。「監督の脚本は本当に余白を大切にしたものになっていて、僕の役は謎の男という設定。あまり深く考えすぎず、監督を100%信頼して挑もうと、現場に行っていました」とヨウ監督の余白の美学に触れた。

 最後にヨウ監督は「私の映画はマレーシアで上映されていない。検閲がうるさいのもあるし、アートハウスも少ないというのが理由です」とマレーシアでの状況を紹介。その上で「私が映画を作るきっかけとなったのは、日本のアニメやドラマ、文化に影響された部分が大きい」と述べ、「日本で上映されるのは感慨深い。あらためて公開されて良かったなと思います」と喜んでいた。(取材・文:名鹿祥史)

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