ホラーアンソロジー『V/H/S』未公開3作が日本上陸　第4弾『V/H/S 94』7.18公開決定

　日本未公開だったホラーアンソロジー『V/H/S』シリーズ3作品の権利を KOOKS FILM が取得することになり、シリーズ4作目にあたる『V/H/S 94』（2021）が7月18日に劇場公開されることが明らかになった。

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　未公開作の中でも特に評価が高い『V/H/S 94』は、シリーズが7年ぶりの再始動を果たした記念すべき作品。『ゴジラxコング　新たなる帝国』の脚本を務めたサイモン・バレット、インドネシアの監督ユニット“モー・ブラザーズ”のひとりであるティモ・ジャイアント、カナダ発のSFスプラッター『サイコ・ゴアマン』のスティーヴン・コスタンスキといった個性派監督たちが集結しており、製作総指揮には『レディ・オア・ノット』のレイディオ・サイレンスが名を連ねている。

　また、シリーズ5作目『V/H/S 99』（2022）と6作目『V/H/S 85』（2023）も公開待機中。『V/H/S 99』は、『海底47m』などのヨハネス・ロバーツ監督や『アッシュ～孤独の惑星～』のフライング・ロータス監督が参加し、シリーズの原点であるファウンド・フッテージの感覚を強く意識した作品となっている。続く『V/H/S 85』は、ホラー映画が栄華を誇っていた1985年を舞台にした一本で、『ドクター・ストレンジ』のスコット・デリクソン監督やリメイク版『ヘルレイザー』のデヴィッド・ブルックナー監督らが登板した。2作品の公開は、劇場が決定次第改めてアナウンスされる。

　なお、7月4日からはシリーズ最新作『V/H/S ビヨンド』が劇場公開予定。宇宙がコンセプトとなり、『ドクター・スリープ』のマイク・フラナガン監督、『バーバリアン』のジャスティン・ロング監督らが参加している。（編集部・倉本拓弥）

『V/H/S 94』は7月18日（金）ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、テアトル梅田、アップリンク京都ほか全国順次公開