『スペースボール2』抱腹絶倒の初映像がコミコン限定公開 『SW』パルパティーン復活&『アバター』など容赦なくイジる

『スター・ウォーズ』を中心に傑作SFのパロディーを詰め込んだカルト映画『スペースボール』(1987)の続編『スペースボールズ:ザ・ニュー・ワン(原題) / Spaceballs: The New One』(2027年4月23日全米公開)の初映像が現地時間24日、米サンディエゴで開催中の「コミコン・インターナショナル2026」ホールHで限定公開された。
『スペースボール』は、はるか彼方の銀河を舞台に、悪の帝国から逃げ出した姫を救出するために奮闘する冒険家とその愛犬の姿を描いたSFコメディー。ダース・ベイダーにそっくりなダーク・ヘルメットなどのパロディーキャラクターや、『スタートレック』『エイリアン』などをネタにした内容でカルト的人気を博した。
6,500人以上のファンが集まったホールHで行われたパネルディスカッションには、監督のジョシュ・グリーンバウム、脚本のジョシュ・ギャッドをはじめ、オリジナルキャストのリック・モラニス、ダフネ・ズニーガ、新キャストのキキ・パーマー、ルイス・プルマンが出席。ダーク・ヘルメット役のリックは、客席に紛れ込んだ状態から登場するなど、冒頭から会場を沸かせた。
前作から40年ぶりとなる続編は、ノスタルジーをテーマに製作したと脚本のジョシュは明かし、「40年経った今、パロディーの対象となっている映画業界は当時とは全く異なるものになっています」と語る。「僕たちは過去を振り返る映画が大好きです。続編も大好き。自分たちが育ってきた物語の続きを見たいと思っています。これまで映画業界やファンダムで起きた、すべての出来事を網羅できる完璧な題材こそが『スペースボール』なのです」
初予告では、ダーク・ヘルメットが「どういうわけか蘇った」(Somehow I've returned)と映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でパルパティーンが死から蘇った仰天展開をドストレートにパロディー。前作から引き続きルーク&ハン・ソロのパロディーであるローン・スター役で出演するビル・プルマンは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のハン・ソロにしか見えない衣装で登場したほか、キキは続3部作の主人公・レイに酷似したキャラクターを演じていることが判明した。
パロディーは『スター・ウォーズ』だけに留まらず、映像ラストには世界的ヒットを記録した『アバター』シリーズに登場するナヴィ族を誇張したキャラクターが登場。身長が高すぎて下半身しか映らないナヴィ族風キャラクターが、ダーク・ヘルメットの隣で用を足すシーンが収録されており、会場は爆笑の渦に包まれた。
また、現地時間25日にホールHでパネルディスカッションを行うマーベルに対抗するかのように、グリーンバウム監督がマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ならぬ「スペースボール・シネマティック・ユニバース」(SCU)をノリで発表。フェーズ1からフェーズ11までの予想タイトルと、MCUで見慣れたチャート図が会場いっぱいに映し出された。
さらに、司会のケヴィン・スミスから「このメンバーで製作したいSF映画の続編は?」という質問を投げかけられると、ジョシュは「僕たちなら、かなり粋な『ブレイド』を作れると思う。それなら無事に完成するだろうし」とMCUで製作が難航中のマハーシャラ・アリ主演版『ブレイド』をネタにし、ファンの笑いを誘っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥/Takuya Kuramoto)



