『北斗の拳』にインスパイアされた人体破壊カーニバル

2020年5月10日 なかざわひでゆき アダム・チャップリン ★★★★★ ★★★★★

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アダム・チャップリン

 イタリア産B級映画が衰退して久しい昨今、その唯一にして最後の砦と呼べる制作会社ネクロストーム。ひたすら血みどろスプラッターにこだわった同社の作品群は間違いなく観客を選ぶはずだが、まず試しに一本を選ぶとすれば本作をおススメする。最愛の妻を無残に殺された男アダム・チャップリンが、悪魔に魂を売って無敵の肉体を手に入れ壮絶な復讐に挑む。監督・脚本・撮影・音楽・主演を兼ねるエマヌエーレ・デ・サンティは日本のマンガに強い影響を受けたそうだが、本作が『北斗の拳』にインスパイアされていることは明白で、やり過ぎなくらい徹底した人体破壊描写のオンパレードに笑みがこぼれる。(GYAO!にて5/25まで無料配信)

なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴:日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとしてキャリア30年。TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。海外取材経験も多数。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況:最近は今さらながらK-POPのボーイズバンドにドハマり中。一番の御贔屓はMCNDですが、NCTやTREASUREも大好き。もちろんBLACK PINKとかITZYとかEVERGLOWとかガールズにも夢中です。

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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