またも快作! エンタメのツボを心得た才腕に注目

2021年4月8日 相馬 学 ザ・スイッチ ★★★★★ ★★★★★

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ザ・スイッチ

 ホラーもコメディも感動も全部乗せした『ハッピー・デス・デイ』に続き、C・ランドンがまたも放つ快作。

 内気な女子高生と残忍な殺人鬼の魂が、それぞれの体に入れ替わる設定は、キャップの大きさゆえに笑いを呼ぶ。強面V・ボーンの内股演技も、美少女K・ニュートンのサイコ演技も意外性に富んでおり目が離せない。

 スプラッターもギャグもノリノリだが、それを面白く見られるのは、ヒロインと家族のドラマがあってこそ。自身も高校生の頃に父を亡くしたという監督の、喪失感の重なりが切実で、やはり泣けた。ちなみに彼の父親は、『大草原の小さな家』の頼れる父チャールズ役で人気を博した俳優マイケル・ランドンである。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『ファナティック ハリウッドの狂愛者』他の劇場パンフレットでお仕事中。「映画の巨人たち リドリー・スコット」(辰巳出版刊)に寄稿。

相馬 学さんの最近の映画短評

もっと見る

[PR]