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ウィズアウト・リモース (2021):映画短評

ウィズアウト・リモース (2021)

2021年4月30日公開 109分

ウィズアウト・リモース
4月30日(金)より Amazon Prime Video で独占配信開始
猿渡 由紀

マイケル・B・ジョーダンはカリスマたっぷりだが

猿渡 由紀 評価: ★★★★★ ★★★★★

過去にウィレム・デフォーやリーヴ・シュライバーが演じたジョン・クラークのオリジンストーリーをマイケル・B・ジョーダンで語るという発想は良い。ジョーダンはいつもながらカリスマたっぷりで、感情的な演技も最高。だが、彼が悲劇に遭遇し、運命が変わる前半を過ぎると、映画は平坦になってしまうのだ。展開がこのジャンルにありがちなら、セリフもT・シェリダンが書いたわりには陳腐。今作は元々パラマウントが劇場公開するはずが、コロナでAmazonに売ったもの。次を作る気満々なのはラストでも明白で、Amazonはジャック・ライアンのシリーズもある。今後このふたつは結びついていったりするのか?

この短評にはネタバレを含んでいます
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