ミニオンズ&モンスターズ (2026):映画短評

2026年8月7日公開 90分

ミニオンズ&モンスターズ
(C) illumination Entertainment and Universal Studios. All Rights Reserved.
斉藤 博昭

大切な文化を後の世代に“楽しく”繋ごうとする心意気

斉藤 博昭 評価: ★★★★★ ★★★★★

クラシック作品の引用/オマージュと聞くと知識が要求され、敷居が高くなるが、今作でミニオンたちと、映画黎明期からハリウッド黄金期の「合体」はシンプルに遊び心満点で、次世代に遺産を受け継ぐ最高の見本に。こうしたエンタメでの“文化の無意識な肉体伝承”にアメリカ映画の誇りを感じる。
同じようにミニオンたちが伝えるのは、巨大セットでカメラを回し、実写で途轍もない作品を撮る喜び。彼らが「忘れ去られたスター」の設定で、これは現実でもいずれ消失しかねない製作スタイルだが、単にノスタルジーを煽るのではなく、素直に物作りへのパッションを表現し、幸せ気分に…とピンポイント評価も、全体はカラフルで楽しさ満点の会心作。

この短評にはネタバレを含んでいます
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