映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ (2022):映画短評
映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ (2022)やはり最大の見どころは「本当の結末」
ほのぼのした動物キャラが繰り広げるハードボイルドな犯罪ミステリーというユニークな世界観と、複雑に絡まった人間模様に社会の闇を投影しながら驚きの「真実」へと収束させていく巧みなストーリーテリングで評判になった深夜アニメ・シリーズの劇場版。基本的にはテレビ版の総集編+αという感じで、17名の登場人物たちが各々の視点から事件の経緯を振り返るインタビューを交えながら、シーズン1のストーリーがダイジェストで描かれる。最大の見どころは、やはり賛否両論あったクライマックスの「その後」であろう。テレビ版を未見でも問題はないが、しかし総じてファン・サービス的な意味合いが強い作品のように思える。
この短評にはネタバレを含んでいます