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今夜、世界からこの恋が消えても (2022):映画短評

今夜、世界からこの恋が消えても (2022)

2022年7月29日公開 120分

今夜、世界からこの恋が消えても
(C) 2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3.5

くれい響

古川琴音に圧倒される!

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

月川翔監督が脚本を担当しているだけでなく、難病を抱えたヒロインを演じる福本莉子がときに浜辺美波に見えるカットがあったり、まさかの急展開が起こったりと、明らかに『君の膵臓をたべたい』路線を狙ったラブストーリー。脚色の巧さが光るなか、後半から終盤にかけては道枝(駿佑)担にとって、それなりの覚悟が必要だろう。そんななか、特筆すべきはヒロインの親友で、恋に落ちる2人の良き理解者を演じる古川琴音のスゴさ。キラキラ映画のありがちな親友役とは異なる、理由あって“十字架を背負う”難役において、単館系作品で魅せてきたものとも違う彼女の繊細な芝居は、一見の価値アリだ。

この短評にはネタバレを含んでいます
村松 健太郎

第一印象を捨てて見てください

村松 健太郎 評価: ★★★★★ ★★★★★

映画がまとう雰囲気、予告編やチラシのあらすじなどで、この作品について、ある程度のイメージが固まっていらっしゃる方も少なくないと思います。
しかし、ここはその第一印象をあえて捨てて、フラットな気持ちでこの映画に向かっていただきたいと思います。
細かくはネタバレになりますので避けますが、”イメージのその先”がある映画です。
原作をすでに読んでいたのですが、比重や視点や描写を巧くアレンジしていてちゃんと”映画のセカコイ”になっています。流石はこの監督と脚本家ですね。

この短評にはネタバレを含んでいます
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