ウォーフェア 戦地最前線 (2025):映画短評
"音"が、その場を体感させる
イラク戦争下の2006年、イラクの市街地の民家で視察任務にあたる米軍特殊部隊の8人が、そこで何を体験したか。それを"音"で描く。何も起きていない時の、静寂が圧力を増していく気配も耐え難いが、戦闘が起きると何かを考える暇がない。無数の音が聞こえるが、何の音か判別できない。急に音が聞こえなくなるのは、鼓膜に何かが起きたのか。少しずつ音が聞こえてくるが、負傷者の叫び声が凄まじくて他の音は聞きとれない。
共同監督・共同脚本コンビは『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の監督アレックス・ガーランドとスタントコーディネーターのレイ・メンドーサ。メンドーサ自身の戦争体験を、"そこにいる感覚"として描く。
この短評にはネタバレを含んでいます





















