マーティ・シュプリーム 世界をつかめ (2025):映画短評
自分本位なキャラを、これほどまで好きになってしまう奇跡
周囲への迷惑なんて考えず、自分のやりたいことに突き進む。その場しのぎのお調子者。近くにいたら超絶ウザいキャラを、ここまで楽しく、愛おしく、魅力的に見せてしまうシャラメに全編で感服。終盤のあるシーンでの表情変化は神がかり的だ。要所で本人の素顔を感じさせるのもスター俳優の証明。
卓球の試合には隠れた映像テクも使われつつ、プレーの動きに説得力があり、曲芸のようなラリーから、おふざけの見せ物まで、観ているこちらのテンションを否応なく上げていく。このあたり、じつに映画的。日本人だからこそわかるネタも豊富。
全体としては無駄に長いエピソードも複数ある。しかしそれらも単体として面白いので、飽きることはない。
この短評にはネタバレを含んでいます






















