マスターズ・オブ・ユニバース (2026):映画短評
大人の観客もすんなり入って楽しめる
トラヴィス・ナイト監督は子供時代に、本作の原作である1981年の米マテル発売の玩具とそれが題材のTVアニメのファンだった。だからだろう、「当時それに熱狂して、今は大人になっているかつてのファン」と「初めて見る子供たち」の双方に届ける方法が考え抜かれて、見事に実現されている。
基本設定や異世界やクリーチャーのデザインは、玩具とアニメの原点を尊重しつつ、派手さをアップ。そのうえで主人公の設定をかなりアレンジ。こちらの世界で育ち、困った行動をして周囲に笑われたりもする人物なので、大人の観客も赤面せずに笑いながら見ることが可能。そしてそのまま、古典的な英雄と悪者の世界にすんなり入って楽しめる。
この短評にはネタバレを含んでいます






















