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ついに…「鎌倉殿の13人」ガッキー涙の演技に悲痛の声

第6回「悪い知らせ」より新垣結衣演じる八重
第6回「悪い知らせ」より新垣結衣演じる八重 - (C)NHK

 13日に放送された小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)第6回では2人の死者を巡るエピソードが描かれ、北条義時(小栗)の初恋の人・八重にふんする新垣結衣の演技が注目を浴びた(※ネタバレあり。6回の詳細に触れています)。

【写真】話題を呼んだ第4回のガッキーの勇姿

 本作は、鎌倉時代を舞台に、野心とは無縁だった伊豆の若武者・北条義時が鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした二代執権に上り詰めていく軌跡を追う物語。第6回「悪い知らせ」では、すでに視聴者がその運命を知る2人の死者にまつわる哀しいエピソードが描かれた。一人は前回のラストで落命した義時の兄・宗時(片岡愛之助)、もう一人は八重と頼朝(大泉洋)の子・千鶴丸。前話で頼朝の一党が大庭景親(國村隼)率いる平家方に惨敗し、頼朝は従者・安達盛長(野添義弘)らとともに石橋山山中に潜伏。義時は頼朝のご本尊を取りに北条館に向かった宗時に起きた悲劇を知らぬまま、父・時政(坂東彌十郎)とともに甲斐を治める武田信義(八嶋智人)のもとへ向かった。

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 八重が登場したのは、伊豆山権現に身を隠していた義時の姉・政子(小池栄子)、妹の実衣(宮澤エマ)、継母のりく(宮沢りえ)を訪れたときのこと。八重は行方知れずになっている頼朝が夢枕に立ち、無事を知らせたことを政子に告げた。しかし、悔しかったのか政子は自分の夢枕にもやって来たとはったりを利かせ、「何であの女のとこに立つの!」と地団太を踏む始末。そのすさまじいマウント合戦に視聴者があっけにとられていた。

 そんな笑いがこぼれる一幕から一転、八重がこの地を訪れたのには目的があり、悲痛な展開に。伊豆山権現の長・文陽房覚淵(諏訪太朗)に「千鶴丸に一目会わせてほしい」と懇願した八重だが、案内されたのは何と墓地。文陽房覚淵いわく、ここへやって来た時にはすでに骸になっており、川で溺れたらしい。八重の父・伊東祐親(浅野和之)のたっての願いで立派な墓をたてたのだという。

 千鶴丸は、祐親にとって孫だが憎き敵・頼朝の子。初回の終盤で祐親の下人・善児(梶原善)によって亡き者にされたことがほのめかされ、その容赦ない展開が視聴者を絶句させていた。伊豆山権現に預けたという祐親の言葉を信じていた八重にとって、あまりにも残酷な真実。長らく引き裂かれていた幼い我が子の墓を見て泣き崩れる八重の姿に「つらすぎる」「ついに……」と視聴者から哀しみの声が上がっていた。

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そのころ義時は……

 一方、ラストでは義時と父・時政がようやく宗時の死を知ることとなり、時政は「わしより先に逝くんじゃねえぞ」「これからはおまえが北条を引っ張っていくんだ。三郎がやりかけたことをおまえが引き継ぐんだ」と義時を激励。涙を流しながらも宗時の遺志を胸に、意を新たにする親子の姿に多くのエールが寄せられていた。

 冒頭では頼朝と梶原景時(中村獅童)の奇妙な運命の出会いが描かれ、タイトルのほか「梶原景時」「八重さん」などのワードがTwitterトレンド入りしていた。(編集部・石井百合子)

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