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魂震える、室町フェス開催!

2022年5月22日 くれい響 犬王 ★★★★★ ★★★★★

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犬王

その題材や「サイエンスSARU」制作から、大胆な解釈で話題を呼んだアニメ「平家物語」のスピンオフともいえるが、実在の能楽師をポップスターとして描き、和製ロックオペラとして仕上げるあたりは、さすがの湯浅政明監督作。おなじみの肉体表現によるトリップ感がハンパなく、想像を超えてくるアヴちゃんの歌声と室町フェスなグルーヴなどから『ボヘミアン・ラプソディ』に近い高揚感を体験できる。優れた音響システムの劇場で観ることをおススメするが、「ピンポン」と異なる化学反応を起こす松本大洋とのキャラデザや、成り上がりバディものとしてカタルシスを感じさせる野木亜紀子の脚本など、あっぱれなコラボにも注目だ。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『フォーエバー・パージ』『義足のボクサー GENSAN PUNCH』『レイジング・ファイア』『少年の君』『唐人街探偵 東京MISSION』『星空のむこうの国』『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『藍に響け』『裏アカ』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、キネマ旬報ムック「細田守とスタジオ地図の10年」にて細田守監督×ポン・ジュノ監督、「CREA WEB」にて木幡竜さん、「GetNavi web」にて玉山鉄二さんなどのインタビュー記事も掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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