シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

男と女のあいだには……。【ネタバレ注意】

  • ゴーン・ガール
    ★★★★★

    やたらと速く減衰するクレジット、色度を限界まで落とした画面(6Kキャメラの効果絶大)。冒頭から不穏な空気に満ちた本作は、ミステリという形を借りて結婚生活…ひいてはジェンダーのはらわたを抉ってみせる悪意に満ちた快作。まるで当て書きのようなB.アフレックのマズヒズム混じりなへにゃへにゃ男ぶり(憎めないヤツなのは記者会見の席や写メ撮られたときの対応で判る)と、陽の当たらない名女優・R.パイクのエキセントリックな怪物ぶり(理詰めで考えるとボロのあるトリックだし、結局母親への承認欲求だったの?と思わせる動機は月並みだが)が好対照で笑わせる。ほぼノイズの域にまで踏み込むT.レズナーの音楽がヤな感じを増幅。

⇒映画短評の見方

ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴: 映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、京都・東洞院蛸薬師下ルの「三三屋」でほぼ月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤のすごい映画めんどくさい映画」を開催中。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。

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