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海底47m (2016):映画短評

海底47m (2016)

2017年8月12日公開 90分

海底47m
(C) 47 DOWN LTD 2016, ALL RIGHTS RESERVED

ライター3人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3.7

くれい響

海に潜るつもりじゃなかった

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

『ロスト・バケーション』が美女一人のサバイブなら、今度は“姉妹でどうだ!”な、あざとさに万歳。エレベーターのように急降下した檻で起こる、ピンチの連続。急浮上すれば、潜水病で脳がやられる恐れアリという八方塞がりのなか、健康的なエロも、軽いどんでん返しも、胡散臭いマシュー・モディーンもアリで、90分ポッキリ。クーラーが効きすぎの暗闇の劇場で観るには打って付けだ。監督はその才能をジョン・カーペンターやアレクサンドラ・アジャに認められながら、全米興収72ドルという『ストレージ24』の珍記録で、その名を轟かせたヨハネス・ロバーツ。同じ密室スリラーながら、今度は初登場5位と起死回生し、まさにサメさまさま!

この短評にはネタバレを含んでいます
なかざわひでゆき

人喰いサメと酸欠の恐怖が迫る深海絶叫ムービー

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 メキシコへ遊びに行ったアメリカ人姉妹が現地のイケメンらに誘われ、ちょいと怪しげな業者のシャークケージダイビングに参加したところ、使い古されたケーブルが壊れ、檻に入ったまま人喰いサメのウヨウヨする海底へと落下してしまう。
 基本的に泳げないので海が苦手、そもそも真っ暗な深海には恐怖しか覚えません!という筆者にとっては文字通り悪夢のような90分。下が見えない広大な海底谷の上を泳いで渡るシーンなんか、思い出すだけでゾッとする。何が出てくるか分からないもんね!
 危機また危機の連続、助かると思ったら再び奈落の底へ、というストーリーも最後まで気が抜けない。絶叫ムービーとしてはこの夏一番のおススメ。

この短評にはネタバレを含んでいます
山縣みどり

サメと美女はもう夏の風物詩といっていい

山縣みどり 評価: ★★★★★ ★★★★★

シャークケイジダイビングを知った時から勝手に想像して「怖い!」と震えていた事故をテーマにしたパニック映画は、暑い夏にぴったり。美人姉妹が入った檻が海中深くに落下。檻から脱出できず、刻一刻と減少する酸素と潜水病の恐怖が加わり、見ている私も軽いパニック状態。呼吸も自然に速くなる。しかも姉妹に次々にトラブル発生で、そのたびに胸がドッキーン。ワン・シチュエーションものも作りが堅実だと実に魅力的な仕上がりになる。姉妹を演じるクレア・ホルト&マンディ・ムーアは水中でも微妙な表情の変化を演じ分けていて素晴らしい。昨年の『ロスト・バケーション』に続くサメと美女ものであり、もう夏の風物詩ですね。

この短評にはネタバレを含んでいます
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