シネマトゥデイ

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良くも悪くも小綺麗にまとまっている

  • ボヘミアン・ラプソディ
    ★★★★★

    撮影中に監督交代劇のドタバタがあったわりには、不自然さなくまとまっている。ただ、良くも悪くも小綺麗で、伝記映画としてはありきたりだ。実験的なことを恐れずにやった人物の伝記映画が型通りというのは、皮肉というか、むしろ侮辱ではないか。PG-13指定という制限があるにしろ、ドラッグやセックスの描写は恐る恐るという感じで、後に彼の体に起こることが唐突にすら感じられる。クイーンの音楽はもちろんすばらしく、それら名曲が生まれた背景のこぼれ話はおもしろい。ラミ・マレックも良い演技をしている。それだけに、もっと深い映画になれたかもしれないのにという気持ちが拭えない。

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猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴: 東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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