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デイヴィッド・バーンとスパイク・リーの「ええじゃないか」運動

2021年6月24日 轟 夕起夫 アメリカン・ユートピア ★★★★★ ★★★★★

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アメリカン・ユートピア

デイヴィッド・バーンが11人の多種多様なパフォーマーたちとグレーのスーツを纏って、裸足のまま歌い、演奏し、踊る『アメリカン・ユートピア』は批評的視座に立った、「making senseのやり直し」なのかもしれぬ。「意味付けなんかやめろ」とは言えない状況になってしまったのだ。

映画に限らずその作品が「いつ生まれたのか」はとても重要なことである。むろん本作はトランプ政権下に発表された。縦横無尽に動き回り、ラストを飾る「Road To Nowhere」ではステージからも解き放たれ、デモンストレーションのマーチ(行進)となってゆく。バーンと監督スパイク・リーの「ええじゃないか」運動の何と粋なことか。

轟 夕起夫

轟 夕起夫

略歴:文筆稼業。1963年東京都生まれ。「キネマ旬報」「映画秘宝」「クイック・ジャパン」「DVD&ブルーレイでーた」「QJweb」などで執筆中。近著(編著・執筆協力)に、『伝説の映画美術監督たち×種田陽平』(スペースシャワーブックス)、『寅さん語録』(ぴあ)、『冒険監督』(ぱる出版)など。

近況:またもやボチボチと。よろしくお願いいたします。

サイト: https://todorokiyukio.net

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