平沢 薫:映画短評の著者

略歴
映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「SCREEN ONLINE」「Movie Walker」「日経エンタテインメント!」「DVD&動画配信でーた」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。他に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中
近況
「ブレイキング・バッド」のクリエイター、ヴィンス・ギリガンのドラマ「プルリブス」@AppleTV+がスゴイことになりそう。人類全体が均一化した世界で、その状態にならないヒロインはどう行動するのか。タイトルは、アメリカの国章にも入っているラテン語「エ・プルリブス・ウヌム」=「多数からなる一つ」を踏まえたもののよう。
映画短評一覧

Playground/校庭
子供視点の映像が、その頃の記憶を刺激する

プレゼンス 存在
その家に棲む"プレゼンス"に同化する

ウィキッド ふたりの魔女
フィクションの持つ力を見せつける

名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN
あの時代の空気が生々しく伝わってくる

シンパシー・フォー・ザ・デビル
男たちを包む夜の気配が暗さを増していく

TATAMI
試合の興奮 x 政府の脅迫で、緊迫感が倍増

ANORA アノーラ
ヒロインの生きる波動が伝わってくる

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド
新たなキャプテン・アメリカが真髄を見せる

ブルータリスト
映画を建築物のように組み立てる

SKINAMARINK/スキナマリンク
悪夢のようなどこかに放り込まれる

コメント部隊
今、ネットで起きていること

セプテンバー5
不安と緊張、そして興奮が高まっていく

ヒプノシス レコードジャケットの美学
音楽シーンの移り変わりも見えてくる

リアル・ペイン~心の旅~
脚本がさまざまな痛みを浮かび上がらせる

ザ・ルーム・ネクスト・ドア
すべての"生"の隣の部屋には"死"がある

野生の島のロズ
色鮮やかな大自然、ロボットの純粋さが胸を打つ

ベルサイユのばら
今ならではの製作意図が明瞭で気持ちいい

邪悪なるもの
南米アルゼンチン産の土着ホラーは味が濃い

ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた
”あの頃”との再会が、痛みと気づきを運んでくる

ミッシング・チャイルド・ビデオテープ
ビデオテープ、カセットテープの手触りが余韻を残す


